インフラエンジニアは、ITの基盤となる部分を支える、高度な専門知識が必要な仕事です。そのため、常に勉強を続ける必要があるイメージがあり、勉強することに苦手意識を持っている方は不安を抱くこともあるかもしれません。
本記事では、インフラエンジニアに必要なスキル、どのような人がインフラエンジニアに向いているのか、勉強嫌いな人がインフラエンジニアの勉強をするにはどうすればいいのかを解説します。
そもそもインフラエンジニアとは?
インフラエンジニアとは、ITの分野においてネットワークやサーバーなどの開発や運用を行うエンジニアの総称です。そもそもインフラとは、国民の生活を支える基盤のこと。電気、ガス、水道、道路、公共交通機関など、生活をするために無くてはならないもののことを指します。
ITにおいてのインフラとは、ネットワークやサーバー、データベース、セキュリティなど、インターネットを利用するにおいて、欠かせないもののことを言います。
インフラエンジニアは担当領域によって下記のように分類されます。
ネットワークエンジニア | ITシステムの土台となるインターネット通信の設計、構築、運用、保守などを行うエンジニア |
サーバーエンジニア | コンピューターシステムを運用するためのサーバーの設計、構築、運用、保守などを行うエンジニア |
クラウドエンジニア | ネット上のクラウドサービスを活用したシステム設計、構築、運用などを行うエンジニア |
データベースエンジニア | あらゆるデータを管理・保管するためのデータベースの設計、開発、運用などを行うエンジニア |
セキュリティエンジニア | 情報セキュリティに配慮したシステムを構築、運用することで、サイバー攻撃への対策をするエンジニア |
勉強嫌いな人におすすめの勉強法
勉強嫌いな人におすすめの勉強法を紹介します。
動画教材やオンライン授業、書籍などを使って自分のペースで勉強をする
自分の好きなタイミングで勉強をすることのできる、動画教材やオンライン授業、書籍を活用した勉強法は、勉強が苦手な人にもおすすめです。自分のペースで進めることができるため、対面講義のように周囲に無理に進捗を合わせる必要はありません。今はYouTubeなどで無料で見ることのできる動画もたくさんあるため、自分に合った教材を見つけやすいです。毎日忙しく、なかなか勉強時間を確保できない人にとっても、自分の生活の中の好きなタイミングで勉強できるのは好都合な勉強法と言えるでしょう。
専門学校やスクールに通う
独学で学ぶのはなかなかうまくいかないという方には、専門学校やスクールに通うのがおすすめです。強制的に学ばなければならない環境に身を置くことで、独学で学ぶよりもはるかに密度の高いインプットができることもあります。また、専門学校やスクールでは実践的な学習ができるところも多いので、より実践に近い形で学びたい人にもおすすめの勉強法です。
人脈を活用する
人脈を広げることで、自身の苦手な分野を得意とする人に出会うことがあります。自身の苦手分野を他の人と補完し合うことで、新たな知識を得ることができる場合もあります。勉強という意識で机に向かうことが苦手な人は、人脈を活用し、周囲の人の力を借りながらインプットを増やしていくことがおすすめです。