2022年5月9日
リニューアブル・ジャパン株式会社
リニューアブル・ジャパン株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社長:眞邉 勝仁 以下「当社」)は、2022年5月10日より、現状の技術陣の技術力向上と次世代を担う電力インフラ技術者への育成を目指し、「RJアカデミー」を開始することをお知らせいたします。
2050年カーボンニュートラルの実現に向けた取り組みが世界的な潮流となり、再生可能エネルギーの普及・拡大が重要視されています。2021年10月に資源エネルギー庁から公表された「第6次エネルギー基本計画」によると、2030年度の総発電量のうち、再生可能エネルギーの比率を現行の22%~24%から36%~38%に大幅に引き上げることが示されています。
当社は、太陽光を主力とした再生可能エネルギー発電所の開発、発電、運営・管理といった、再生可能エネルギーに関する事業を一貫して手掛けております。当社のO&M*¹事業は、2022年4月現在、約1,118MW*²の実績を有しております。
再生可能エネルギー発電所が安定的に稼働していくためには、高度な保安管理業務を担う電気主任技術者が必要ですが、現状約4割が60歳以上と高齢化が進んでいます。将来的な人材不足の可能性も示唆されており、2030年には約2千人不足すると見込まれています。*³そのような状況の中、次世代に技術を継承するために、「RJアカデミー」を開始する運びとなりました。この制度により、現状の技術陣の更なる技術力向上を図るとともに、2023年4月より本格的に開始する新卒採用者に対し、次世代を担う電力インフラ技術者になるための教育を進めてまいります。
当社は「RJアカデミー」の取り組みを通じて、我が国の再生可能エネルギー普及・拡大の課題である技術者不足解決に寄与してまいります。
*¹ オペレーション&メンテナンスの略称、発電所の点検・メンテナンス等を行う業務のこと。
*² 設備容量合計。設備容量は太陽光の場合、DC(パネル)容量であり、小数点第2位以下は切り捨てにしています。
*³ 経済産業省 「電気施設等の保安規制の合理化検討に係る調査」引用